
よく「webデザイナーは将来性が無い」、「AIや無料サービスの台頭で、webデザイナーは衰退傾向」等の情報を耳にすることがあるかもしれませんが、安心してください!
webデザイナーは間違いなく将来性がある職業です!
ただし、webデザイナーに求められるスキルレベルは年々上ってきているので、これからの時代に生き残れる人は、「常に学び続けることができる人」だと思います。
今回は、これからの時代に生き残れるwebデザイナーになるためのポイントをお伝えしていきたいと思います。
もくじ
webデザイナーは将来性がある職業です!
冒頭でお伝えしたとおり、webデザイナーは将来性がある職業です!
インターネットの業界は発展途上で、これからもさらに発展していくことが明白だからです。
テレビや新聞も影響力を持っていますが、たとえば、動画やSNS等、インターネットの影響力って凄まじいですよね。

インターネットの業界がさらに発展すれば、webデザイナーの需要も大きくなることは間違いありません。

webデザイナーは将来性が無いと誤解されている理由
webデザイナーは将来性が無い職業だと誤解されている理由として、下記が挙げられます。
AIの発展
今は、AIが絵も描ける時代です。今後、仕事の一部はどんどん機械化されていくでしょう。
ですが、webデザイナーの仕事の中には、人でなければ難しい仕事もたくさんあります。
クライアントの気持ちを汲み取ってデザインするのがwebデザイナーの仕事ですが、それって、何年も実務経験があるわたしでさえ難しいです。

いくらAIが発展したとは言え、人でなければ難しい仕事もまだまだあるわけなんです。
無料サービスの登場
jimdo、wixなど、無料でwebサイトが制作できるサービスが登場しました。今や、誰でも簡単にwebサイトが作れる時代です。
ですが、無料サービスでは不十分な部分もたくさんあります。
ただwebサイトがあれば良いということなら無料サービスでも十分ですが、競合サイトとの差別化やSEO対策等、収益化までをしっかりと考えてwebサイトを作るとなると、やはりプロの手が必要です。
デザインもプロが作るものと素人が作るものとでは全く違いますし、デザイン一つで売り上げも変わってきます。
このように、webデザイナーは将来性のある職業だと言えますが、webデザイナーに求められるスキルは年々高まっていますし、今は子どもの頃からプログラミングを習う時代です。うかうかしていては、すぐに若い世代に追い抜かれてしまうでしょう。
だから、学び続けなければいけないということなんですね。
では、webデザイナーがこれからの時代に生き残るために具体的にどんなことを学べばいいのか次項にて、詳しくお伝えしたいと思います。
webデザイナーが生き残るためのポイント
webデザイナーに求められるスキルレベルは年々高くなってきています。これからの時代で生き残るためには、常に学び続けスキルアップする必要があります。
そこで、webデザイナーがこれからの時代に生き残るための具体的なポイントをお伝えしたいと思います。
何でも屋になろう
どんな仕事がきても出来る何でも屋になると、どこの会社に行っても重宝されます。デザインやコーディングだけできても、生き残るのは難しいからです。
わたし自身、フリーターの経験もあって、webとは全く関係ない仕事もたくさんしてきました。
たとえば、コールセンターの仕事をしていたこともあるのですが、そのおかげで、クライアントとの電話でのやりとりをスムーズに行うことができます。

webに関係ないことであっても、積極的に学ぶ姿勢が大切ですね!思わぬところで仕事に役立つこともありますよ!
wordpressを身につけよう
HTML/CSSはもちろんのこと、wordpressができるととても重宝されます。
wordpressを使って、クライアント側でwebサイトを更新したいという要望がすごく多いからです。
wordpressで自作のテーマを作れるようになると一人前です!
web制作の幅がグッと広がるので、ぜひチャレンジしてみてくださいね!
自分の強みを見つけよう!
これはある程度仕事ができるようになってからの話ですが、自分の強みを見つけて、強みを活かした仕事ができるようになると良いですね!
わたしの場合、グラフィックデザイナーとしての経験も長いので、紙もwebも一緒に作成できるところが強みの一つです。
パンフレットとコーポレートサイトを同じテイストで作りたい、なんてお客様のご要望も多いので、そういう時に活躍できるわけですね!
自分にしかないキラリと光る部分を見つけて、活かすことができれば、クライアントから仕事をご依頼いただけることも増えていきますよ!


新しいものを楽しむ
歳を重ねれば重ねるほど、新しいものを恐れてしまうことってあると思うんです。
ですが、webデザイナーは常に新しいことを学ばなければなりません。
たとえば、新しいSNSが登場したら、すぐに試してみるといったような感じです。

クライアントのほうが知識豊富で、聞かれて答えられないなんてことがあったら、信頼を失いかねないですよね。
常に新しい技術に対して敏感になって、意識を向けておくことが大切です。
一生懸命やらなくてもできる方法を考える
…と言うと、もしかすると不真面目に聞こえるかもしれません。
でも、この考え方はスキルアップする上ですごく大事だと思うんです。
例えば、1時間かかる作業なら、どうすればその作業を30分で終えることが出来るかを考えてやってみることで、スキルアップしますし、仕事のスピードも速くなります。
一生懸命やること自体はいいことですが、少しでも効率良くできる方法を探すと自ずとスキルアップできますよ!
色々な人と交流してみよう
会社以外の人と交流を持つことで、知識の幅を広げることができます。
一つの会社にいるだけだと、どうしてもスキルアップには限界がありますし、新しい考え方を取り入れることも難しいと思います。
新しい考え方を取り入れるために、セミナーやwebデザイナーが集まるイベント等に行ってみて、色々な人と交流してみるのがおすすめです。そういったところに行くと、良い刺激をもらえますよ!


オンラインサービスで学習する
『コーディングが苦手…』という方におすすめの学習方法がオンラインサービスです。
参考書よりもわかりやすく学べて、スクールよりも安いというのがオンラインサービスのメリットだと思います。
オンラインサービスの中でもわたしのおすすめは「Progate(プロゲート)」です。
ゲーム感覚で、実践的なプログラミング(コーディング)を学ぶことができます。登録してすぐに使えて、すべての機能が使える有料会員でも月額980円なので、それくらいならそこまで痛くない金額ですよね。
昔よりもwebについて学ぶことが簡単な時代になりましたね!その分ライバルも増えているわけですが、ライバルに負けないように楽しんで学んでいきましょう!
webマーケティングを学ぼう
集客や売上UPまでを考えて、提案・制作できる人はクライアントからも信頼されます。
ただかっこいいwebサイトが作れれば良いわけではなく、webサイトの目標達成までを考えて作ることができる人が求められています。
サイトの目的にもよりますが、ユーザビリティやSEO対策、他媒体との連携等、webマーケティング全般を学びましょう。
営業スキルを身につけよう
webデザイナーは制作の仕事がメインです。ですが、クライアントと話す機会もありますし、会社によってはwebディレクターと兼任させられるところもあります。
そういった時に、営業スキルがあると強いです。
わたし自身、フリーター時代に営業の仕事をしていたこともあります。そのおかげで、クライアントと話すことは苦ではありませんし、フリーランスになってからも役立っています。
「営業のバイトをしろ」というわけではありませんが、普段からコミュニケーションを学び、クライアントとうまく話せるようになることは大切です。
まとめ:webデザイナーは将来性がある職業!楽しみながら学んでいこう!
webデザイナーは将来性がある職業です。
ただ、AIの発展や、無料サービスの登場などで、昔の知識のままでいる人は生き残るのが難しい時代になりました。若い優秀な方々もどんどんweb業界に入ってきています。
そのため、webデザイナーが生き残るためには、常に色々なところにアンテナを張り、学び続ける必要があります。
webデザイナーになるための第一条件は、「webが好きで、webについて学ぶのが苦ではない人」だと思います。
上記では、これからの時代でwebデザイナーが生き残るために学ぶべきことも列挙してありますので、ぜひ参考にしてみてくださいね!楽しみながら、学んでいきましょう!
