【採用担当者が解説!】webデザイナーの履歴書の書き方・コツ

webデザイナーの履歴書の書き方

いざ履歴書を書こうとしても、特に未経験の場合やアルバイト経験しかない場合などは、何を書いたら良いのか悩んでしまうことも多いのではないでしょうか。

「履歴書は苦手…」「履歴書の職歴に自信がありません…」なんて声もよく聞きます。

にゃーご
履歴書に書けることが無い・・・・
えりー
大丈夫だよ!焦らず、一緒に探していこう!

ですが、履歴書の場合は面接と違って、ゆっくりと考えて記載することが出来ます。履歴書も採用されやすい書き方がありますので、書き方さえわかっていれば恐れることはありません!

今回は、webデザイナーになるための履歴書の書き方・コツをお伝えいたします。

履歴書の役割は「基本情報」を伝えること

履歴書の書き方の前に、そもそも「履歴書とは何なのか」を押さえておきましょう。

履歴書の役割は、あなたの「基本情報」を採用担当者へ伝えることです。スキル云々の前に、基本的な常識がある人なのか、通勤に遠すぎはしないかなど、基本的なチェックを履歴書によって行います。(スキルは職務経歴書に詳しく書くのが一般的です。)

私は現在勤めている会社で採用担当をしてますが、私の場合、履歴書でその人の基本的なチェックを行い、職務経歴書でスキルを見て、ポートフォリオでさらに具体的なスキルを確認するといった流れで書類選考を行っています。

つまり、履歴書は基本情報を書くことで、採用担当に対して簡単な自己紹介をするようなものだと思っていただければと思います。

エントリーに必要なもの

「履歴書 / 職務経歴書 / ポートフォリオ」

この3点は必須です。職務経歴書やポートフォリオは企業側から提出指示が無い場合もありますが、基本的には指示がなくても、履歴書と併せて提出したほうが良いです。履歴書だけでは十分な判断が難しいからです。職務経歴書とポートフォリオの作成方法については、別記事にて詳しく解説いたします。

まずは、オリジナル履歴書をPCで作成しましょう

市販の履歴書よりオリジナルの履歴書がおすすめ

市販された履歴書を使うか、オリジナルの履歴書を使うか、迷っている方もいらっしゃると思いますが、私はオリジナルの履歴書をおすすめします。

オリジナルの履歴書がおすすめな理由

  • webデザイナーならではの項目を作成できる
    (例:使用ソフト)
  • 自分の強みを書くスペースを広く取ることができる
    (例:使用言語のスペースを広く取る)
  • 資料作成スキルをアピールできる
    (例:Word、Excelのスキル)
  • 書きづらい項目を省くことができる
    (例:資格がない場合は「資格」)
  • 市販の履歴書よりも目立つ為、目にとまる可能性が高くなる

「履歴書が苦手」という理由の裏には、「履歴書に書きづらい項目があるから」という方も少なからずいらっしゃると思います。オリジナルの履歴書ならば項目をある程度自由に設定できるため、自信が持てる部分だけをアピールすることができます。

履歴書はデザイン性にこだわる必要なし

よく、「履歴書もwebデザイナーらしく、カッコいいデザインにしたほうが目立ちますか?」と質問を受けることがあります。採用担当をしている私の見解としては、履歴書はデザイン性にこだわるよりも、わかりやすさにこだわることをおすすめします。

前述のように、履歴書は基本情報を伝えるためのものだからです。

webデザイナーとしてのデザインスキルは、ポートフォリオで思う存分発揮し、履歴書は市販の履歴書のような見慣れた形式にしておくことをおすすめします。具体的には、レイアウトは市販の履歴書と合わせ、紙のサイズは一般的なA4にする、などといったことです。

ただし、市販の履歴書と全く一緒ではオリジナルの意味がないので、市販の履歴書をベースに項目を微調整していくのが良いと思います。パッと見ただけでわかる、わかりやすい履歴書を目指しましょう。

履歴書は手書きよりPC作成がおすすめ

私は手書きよりもPC作成の履歴書をおすすめします。(手書きがダメというわけではないです)

よく「手書きの履歴書でないと、楽をしていると思われる?」「手書きとPCでは、優劣がつくってホント?」「学校で履歴書は手書きが常識と教わりました」などと心配される方がいますが、結論、手書きの履歴書でもPC作成の履歴書でも、どちらでも全く問題ありません。それが採用基準になることはまずありません。(ただし、稀に手書き履歴書を求める会社もあります。)

私は次のような理由から、PC作成の履歴書をおすすめしています。

  • 複数社にエントリーする場合に楽
  • 字が下手でも見やすい履歴書が作成できる
  • 採用担当側としてもPC作成のほうが見やすい

PC作成の履歴書をおすすめする一番の理由は、やはり複数社にエントリーする場合です。毎回1から履歴書を書いていては時間がもったいないので、楽できる部分は楽してしまいましょう。「楽をする」ということもビジネスでは大事なスキルです。

にゃーご
確かに、見やすいのが一番だよね。
えりー
でも、手書きで字が綺麗だと好印象っていうのはあるかなー。だから字に自信があれば手書きでももちろんOKだよ!
履歴書作成ソフトはWord・Excelがおすすめ
履歴書作成ソフトはWord・Excelがおすすめです。オフィスでは一番一般的なソフトで、Word・Excelを開けない会社はあまり無いからです。

Illustratorや他ソフトを使用して履歴書を作成しても構いませんが、その場合はPDF形式に変換して送るようにしましょう。

PDF形式が一番開きやすい為、送付形式に特に指定が無い場合は、Word・Excelで作成した場合もPDF形式に変換することをおすすめします。

履歴書記入のポイント

基本情報

誤字・脱字や漏れが無いように、記載しましょう。

基本情報の記入のポイント

  • TEL・メールアドレスはミス無く、わかりやすく記載
    TEL・メールアドレスに間違いがあると、最悪、連絡が取れない場合があります。
  • メールアドレスはPCアドレスを記載
    携帯だとPCメールが届かない場合があるためです。
  • 住所は都道府県やマンション・アパート名も省略せずに記載
  • 満年齢は履歴書記入日に合わせて記載
  • 記載漏れが無いがチェックする(ふりがな忘れ等)
生年月日・年齢は正確に記載
間違えると年齢詐称として問題になる場合もあるため、注意が必要です。

顔写真

顔写真は必ず添付するようにしましょう。やはり、プロに撮影してもらうのが一番ですが、難しい場合は、証明写真機・デジカメ・スマホでも構いません。

顔写真撮影のポイント

  • なるべく最近撮った写真を貼る(目安:3ヶ月以内)
  • 服装はスーツ(私服はNGです)
  • デジカメ・スマホ撮影の場合:三脚を用意し、白バックで撮影する
  • デジカメ・スマホ撮影の場合:Photoshopで明るさ調整トリミングを行う
写真の加工は最小限に

加工していることがバレたり、写真と本人があまりにも違うとマイナスの印象を持たれる場合もあるため、加工する場合はバレない程度にしておきましょう。

志望動機

志望動機については、別の記事にて詳しく解説いたします。

学歴

webデザイナーの採用において、学歴はそれほど重要な意味は持ちません

ですので、中卒・高卒の方も、美大や専門学校出身ではない方も、自信を持って記載していただいて大丈夫です。

もちろん、中には学歴を重視する会社もありますが、webデザイナーの場合はそうでない会社も多いので、「自分の学歴に自信がない・・・」という方も、あきらめるのはまだ早いです!

学歴記載のポイント

  • 高卒・大卒の方:高校卒業以降の学歴でOK
  • 中卒の方:中学校のみでOK

ちなみに私の会社では、半数以上が高卒です。もちろん、社内で学歴差別は一切ありませんし、学歴だけで採用することもありません。

にゃーご
学歴はほぼ関係ないんだね!
えりー
今はそういう会社が多いと思う!面接官と同じ学校出身で意気投合してしまう、なんてことはあるよ!

職歴

フリーター未経験の方はなかなか書きづらい項目かもしれませんが、アルバイトやwebとは全く関係のない仕事であっても、その経験がwebデザイナーの仕事に活かせることもありますので、こじつけでも良いので活かせる部分はないかな?と探すことが大切です。

職歴記載のポイント

  • 職務経歴書に記載してもOK
  • 退職理由を記載する
    例:「一身上の都合により退職」「会社都合により退職」「派遣終了」
  • アルバイト経験は記載しなくてOK
    (ただし、アルバイト経験しかない場合は記載してもOK)

なお、webデザイナーの場合、転職回数の多さは不利にはなりません。ただし、面接で退職理由を詳しく聞かれる可能性がありますので、予め準備しておくようにしましょう。

年月日の記載は職務経歴書と統一
年月日の「西暦・和暦」の記載は、職務経歴書と合わせるようにしましょう。また、履歴書と職務経歴書で食い違いが無いかもチェックしておきましょう。

趣味・特技

趣味や特技は意外に重要です。なぜなら、面接時のネタになることが多いからです。最初の質問で、リラックスさせるために質問するケースも多いです。ですので、趣味・特技も仕事に繋がるようなことを書くことがおすすめです。

例えば、私の場合は「写真」を趣味として記載することが多いです。webデザイナーの場合、仕事の中で写真撮影を行う場合もあるため、写真の趣味は好印象です。その他にも、例えば、趣味で「イラスト」を描いている、なんていうことも好印象ですね。

仕事に繋がる直接的な趣味がない場合も、例えば趣味が「ウォーキング」の場合、健康に気を遣っているということがアピールできれば、好印象を与えられるかもしれません。

本当に自分が好きなことで、仕事に良い影響を与える趣味・特技が記載できると良いと思います。

にゃーご
趣味や特技も、アピールポイントになるんだね!

免許・資格

webデザイナーの場合、資格を取得していなくても不利になることはほとんどありません。免許・資格がない場合は、欄自体削ってしまいましょう。

免許・資格 記載のポイント

  • 記載漏れに注意
    (運転免許や学生時代に取得した資格などは忘れがち)
  • 受賞歴がある場合は、記載する
    (受賞歴だとわかるように見出しをつけておきます)
にゃーご
web系以外の資格は書いたほうが良いの?
えりー
あったら書いたほうが良いよ!例えば、秘書検定を持っていると「最低限のビジネスマナーはできる人だろうから安心」とか好印象だったりするよ。

希望記入欄

希望職種や年収は記載してもしなくてもどちらでも構いませんが、入社のタイミング(例:「内定後1ヶ月後」「4月から」など)は記載しておきましょう。

健康状態

健康状態は、就業に影響がある場合のみ記載しましょう。特に影響がない場合は、欄自体無くしてしまっても大丈夫です。

その他(最寄り駅・通勤時間・扶養の有無)

こちらはあくまで参考程度の項目です。通勤時間は、ドアtoドアの大まかな時間を記載すればOKです。

おすすめ追加項目

  • ポートフォリオURL
  • スキル(五段階評価)
スキルは五段階評価で記載するのがおすすめです。パッと見たときにその人がどれくらい出来るのかがわかりやすいからです。スキルの詳細は職務経歴書に記載しますので、履歴書には箇条書き程度に記載すればOKです。

まとめ

履歴書は採用担当にあなたの「基本情報」を伝えるためのものです。良いところだけを積極的にアピールするためにも、オリジナル履歴書がおすすめです。また、複数社にエントリーすることを考えると、手書きの履歴書よりもPC作成の履歴書のほうが重宝します。ぜひ、上記「履歴書記入のポイント」を参考にしながら、履歴書を作成してみてくださいね。

 

ABOUTこの記事をかいた人

猫と気ままに暮らすフリーランスwebデザイナー。
芸術学科卒 → 超ブラック企業のホームページ更新担当(正社員) → 正社員よりも稼ぐフリーター → 制作会社(バイト→正社員) → フリーランス(今ここ)
苦労もたくさんしてきましたが、やっぱりwebデザインは楽しい!これからwebデザイナーを目指す人にもwebの楽しさを伝えたい!そんな気持ちで記事を書いています。